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2019年12月15日
不動産豆知識

暖かいマンションを選ぶためのチェックポイント

一戸建ては気密性が低いので寒い、マンションは気密性が高いから暖かいというのは一般的によく言われていますが、マンションでも寒いマンションはあるのです。

せっかくマンションに住むのならば、暖かい生活をしたいですよね。

本日は暖かいマンションの見極める際にポイントになる点を書いてみたいと思います。

暖かいマンションはここが違う

昨日は「寒いマンションと暖かいマンションはここが違う」

という記事を書きましたが、

それでは、物件選びの際に、寒さに強いマンションをどのように見極めればよいのでしょうか。
簡単にチェックできるポイントをお伝えしたいと思います。

窓はペアガラス、もしくは二重窓になっているか

窓の大きさや方位にもよりますが、窓は断熱上のウィークポイントです。

それゆえにガラス板により断熱性が左右されます。

現在では新築マンションの多くが複層ガラスを採用しており、そのような物件での結露はほとんど見られなくなりました。

複層ガラスはガラスを2枚使い、その間に空気をサンドイッチしたもので、
単板ガラスに比べ断熱性能は高くなります。

中古マンションなどでシングル(一重)ガラスであっても、室内側に内窓を追加するなどの対策を立て、二重窓にすることも可能です。

昨日の記事でも書きましたが、以前私が住んでいた家の結露があまりに酷く、それにより引っ越すことを決意したと言っても過言ではありませんでした。

従って、引越し先の住居では窓に徹底的にこだわり、標準ではペアガラスではなかったのですが、特注でペアガラスにしてもらい、北側は窓の変更が不可能とのことだったので、内窓を設置して、二重窓にすることによって、結露を完全にシャットアウトすることに成功しました。

家の中は暖かくなったし、それより何よりも、結露との戦いから解放されたことがなにより幸せでした。

断熱方法や断熱材の種類をチェック

マンション全体の断熱性能については、「外気に面した部分の断熱方法がどんな仕様となっているか」をまず確認しましょう。


外気に面した部分とは次の部位となります。
・外壁
・屋根
・1階床とガレージや外部の通路上にある住居の床など
・窓や玄関ドア


外壁は北海道などの寒冷地を除いて、一般的なマンションでは鉄筋コンクリートの内側から断熱施工されていて、その上に石膏ボードを張り付けてクロスなどの内装仕上げをしています。
屋根は外壁と同じ方法か、鉄筋コンクリート屋根の上(外側)に断熱材を敷く、または両方のいずれかです。
1階床とガレージや通路上にある住居の床でも、屋根と同じように鉄筋コンクリートの内外で断熱材を施工しています。
いずれの場合も住居内部から熱が逃げないように、そして外から熱が伝わりにくくするのが目的です。


次に、窓と玄関ドアの断熱性能です。

窓や玄関ドアは外壁に比べて厚さも薄く部材の性質上、熱が内部から逃げやすく、外から入りやすい部分なので、断熱材がどこに施工され、仕様がどの程度であるのか、そして窓や玄関ドアの断熱性能がどの程度かで暖かいマンションかどうかが決まってきます。

ただ、この部分に関しては、自分でチェックするのはかなり難しいかと思いますが、次に書く「住宅性能表示制度」」をチェックすれば、ある程度は判断出来るのではないかと思います。

住宅性能表示制度の評価項目をチェック

「住宅性能表示制度」を利用しているマンションなら、窓ガラスも含め、その建物の断熱性能を素人でも分かり易く確認することができます。

設計住宅性能評価書の「5.温熱環境・エネルギー消費量に関すること」という項目をチェックします。

この項目はさらに「1.断熱等性能等級」「2.1次エネルギー消費量等級」に2つに分かれます。

前者が等級1~4、後者が等級1~5に評価され、数字の大きい方が高品質、すなわち「寒さに強いマンション」となります。


この「温熱環境」の項目は平成27年4月に改訂されています。

それ以前では等級4が最高でしたが等級5も新設されました。
「1.断熱等性能等級」の項目で窓の性能も含めて建物全体の断熱性を評価しており、等級4以上であれば、しっかりとした対策が取られていると考えて良いでしょう。

内断熱か外断熱かをチェック

断熱の方法は内断熱と外断熱があります。

内断熱とは鉄筋コンクリートの内側に断熱材を施工する方法で、発泡性のあるウレタンを吹き付けることが多く、一般的なマンションはこの内断熱を採用してきました。


一方外断熱は鉄筋コンクリートの外側に断熱材を施工する方法で、欧米や北海道などの寒冷地では多く採用されてきましたが、最近では温熱環境のメリットから寒冷地以外でも多くなってきています。
鉄筋コンクリートは暖まりにくく冷めにくいという性質がありますので、夏に一度熱を溜めてしまうと冷房が効きにくく、反対に冬は暖房しても直ぐに暖まりにくいのがその理由です。

それで外部の熱による影響を受けにくい外断熱工法が有利と言われています。

外断熱であるかどうかも暖かいマンションを探すポイントの1つとなるでしょう。

まとめ

以上いくつか挙げてみましたが、他に、住居が建物のどの位置にあるかというポイントもあり、上下左右が住居に囲まれた位置が温熱上有利と言われています。

これは外気に面した壁が少ないということと、鉄筋コンクリートの性質によるものです。
住まいを選ぶときには日当たりばかりが注目されがちですが、今回ご紹介したポイントも参考にしていただき、暖かいマンションを見極めましょう。

暖かい家に住んでいると、心までポカポカになりますよね(^^)

外見や間取りとともに、マンションの選ぶ判断基準にされてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人
牧田朋美 マキタトモミ
牧田朋美
ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。 青山一丁目にございます株式会社全商事の代表の牧田朋美です。 趣味はアンチエイジングなのですが、それが高じてマラソンをすることになり、かれこれ13年走り続けております。 ブログには普段走って移動する私ならではの視点で気付いたことなど、日々感じたことを記事にしていきたいと思っております。 人当りはとっても良く、いつもニコニコですが、中身はかなりストイックな体育会系です。

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