株式会社全商事
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土曜日、日曜日
2019年06月08日
不動産についてのあれこれ

増加し続ける中古住宅

ご訪問いただきありがとうございます。
株式会社全商事の牧田朋美です。

6月6日(木)、東京都宅建協同組合員を対象にした「東京都における不動産行政及び相談事例研修会」に参加してきました。

参加費は無料なので、行かない理由はないですよね。

内容も大変興味深かったので、こちらで少し紹介させていただきたいと思います。

東京都の人口は2025年頃をピークに減少

本日は、6月6日に参加してきました講習の内容を記事にしてみたいと思います。

日本の人口減少については長らく言われていますが、東京都もいよいよ2025年から減少するらしいです。

都下については一足早く、2020年から減少の見込みとのこと。

こんなに人であふれている東京の人口も減っていってしまうのですかね・・。

 

空家数が世帯数を1割以上、上回る

右のグラフを大きくしてみました。

こちら、緑の棒グラフが「住宅数」、青の棒グラフが「世帯数」。

統計を取り始めた昭和33年頃はほぼ横並びのものが、徐々に緑のグラフである「住宅数」が大きくなり始め、一番右の2013年では、世帯数よりも住宅数の方が1割以上も上回っているということです。

グラフには載っていない2018年は、空き家数は81万戸ということで、若干の減りは見せているものの、相変わらず空き屋数の多さが問題になっているようです。

都内の空家数は2013年がピークだったものの

都内の空家率は2013年がピークで11.1%、2018年は10.6%となり、若干減少したとのこと。
とは言っても、10戸に1戸は空き家なのですよね。
恐るべし空き家率。

一番右の棒グラフの青い部分は賃貸用に、緑のものはリフォーム等をして中古市場に、ピンクの部分は除去・改修により再活用されるというように、東京都も空き屋対策をしているということでした。

団塊世代が後期高齢者となる2025年に大量の住宅が中古市場に流れ込む可能性が高い

そして、今回のこちらの講習で私が一番注目したのがこちらです。

団塊世代が後期高齢者となる2025年には高齢世帯が所持する持家が80万戸となる見込みで、相続等により大量に中古住宅市場に流れ込んでくるのではないかということです。

次の表になりますが、中古マンション市場は活性化しているようなのですが、中古戸建市場はここ15年以上、横ばい傾向とのことなのです。

2025年に中古市場に大量に流れ込んでくるであろう住宅は、おそらく、その横ばい傾向である戸建住宅なのでしょう。

中古市場でマンションは活性化、戸建住宅はいまいち

左のグラフの赤の折れ線グラフが中古マンションの成約件数なのですが、右肩上がりで増えています。

ここ数年の都内の新築マンションはとにかく高いですものね。

そう感じる方が中古マンション市場に流れてきているのでしょう。

右のグラフは中古住宅の成約価格の推移ですが、中古マンション市場はやはり右肩上がりですね。

一方中古戸建住宅は横ばいといった感じです。

みんなが新築に飛びつくと中古市場はあふれ返る

こちらの講習は、東京都の空家率の高さ、そして、今後はさらに空家が増えていくだろうという見込みのもとに、東京都としては何が出来るか?という問題提起でした。

都としても、既存住宅(中古住宅)を住宅購入希望者が安心して購入できるような様々な制度を検討中とのことで、その制度の紹介がありました。

確かに、新築住宅の販売、多過ぎますよね。

デベロッパーさんは新築マンションを作って売らないと仕事にならないのだと思いますが、このまま新築マンションばっかり増えて、そして、みんなが新築マンションばかりを購入したら、都内だけでなく日本中が空家だらけになってしまいますよね。

何か私にも出来ることがあれば良いなって思って、講習の内容を記事にしてみました。

 

最後までお付き合いいただき、どうもありがとうございました。

この記事を書いた人
牧田朋美 マキタトモミ
牧田朋美
ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。 青山一丁目にございます株式会社全商事の代表を務めさせていただいている牧田朋美と申します。 趣味はアンチエイジングなのですが、それが高じてマラソンをすることになり、かれこれ11年走り続けております。 ブログには普段走って移動する私ならではの視点で気付いたことなど、日々感じたことを記事にしていきたいと思っております。 人当りはとっても良く、いつもニコニコです。 ただ、中身はかなりストイックな体育会系です。

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